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寸劇② もどらない...


 最初に業務連絡から。

・頂戴したコメントへのお返事、今までは次の記事の最後に書かせていただいて
 おりましたが、あまりに間隔があきすぎるので、通常通り、コメントを戴いた
 エントリーへのコメント返しに変更させていただきます。

・5/5は、ドルパの方に行くことにしました。
 つらら工房さんの『アイ可動キット』が欲しくって。
 また、その日は翠さんのお誕生日なんですよ。なので、ショよりもパの方が
 良いかなと。
 多分、自分の休憩ポイントとして有料卓を取ると思います。状況は随時アップ
 してまいりますので、よろしければ、お立ち寄りください。
 ただし、良番号を引けたら、もしかすると限定列に並んじゃうかもwww


*****

 さて、今日の本題。
 前回、<Fin>マークを打ったものの、もう少し続くのです(^-^;

14042901.jpg

ユキ「紗姫ちゃん...日曜の朝におとーさんを起こしに
 行ったきり、おとーさんの部屋から出てこないねー。どうしたんだろう?」


14042902.jpg

マキ「あれから、もう二日よね。
 さては、さては…そういうことかしらね?」


ユキ「『そういうこと』って?」

マキ「いつも素直じゃない『ツン』な紗姫ちゃんも、ついに…」

ユキ「あ~っ、まさか『デレ』た?」

マキ「そういうこと。だって、二晩も一緒に過ごしてことになるんだし
 『そういうこと』なんじゃない?」


ユキ「それなら心配すること無いね。
 むしろ、お赤飯炊いてお祝いしてあげなくっちゃ♪」


マキ「けど…」

14042903.jpg

マキ「紗姫ちゃんは若いから二日間でも大丈夫だけど、お父様は...」
 精気を吸い取られて、ひからびちゃわないかしら?」


14042904.jpg

ユキ「うわっ、たいへんっ!」



+++なんて、眞姫と優姫とが、能天気な会話を交わしているころ


14042905.jpg


「『朝起きたら虫になっていた』んだから、もう一度寝たらもどれるかと
 思ったけど、二日たっても変わらなかったよ...」

サキ「うん…
 もう、みんなにもほんとのことを言わないといけないよね?
 ごめんね、何も出来なくって(T_T)」」


「紗姫が謝ることなんてないよ。
 ずっと一緒にいてくれて、ありがとうな。
 それじゃ、みんな呼んでくれる?」






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テーマ:ドール - ジャンル:サブカル

  1. 2014/04/30(水) 03:52:31|
  2. ドール寸劇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

寸劇① 変身(reboot)


 昨年末、家庭内で部屋割りが変わることを書いたと思います。
 それが実行されましたが、従来よりも自分に割り当てられたスペースは
 (二人の息子達それぞれに私室を与えたため)せまくなってしまい…

140426011.jpg

 まぁ、こんな有様で。

 どうにか持ち物を移動しなければいけなかったので、娘達の衣装や小物
メイク道具、また、自分のバイクのライディングギア等々、ひとまずは
段ボール箱につっこんで動いたものの、何がどこに入っているか、よくは
分からないような状態。
 何かを出すには、その手前の何かを移動しなければならず、そのためには
今広げているものを段ボールに放り込まなければいけないという…

 なんとか、3月のI・Dollには、この中から引っ張り出して行ったものの、
今度は緊縮財政の発動。すっかりと意気消沈、この一月半は、ドールにも
バイクにも、一円たりとも使わずにすごしました。

 タイミング悪く、昨秋から携わっている業務が繁忙期を迎えて…
 いわゆる『名ばかり管理職』なもんで、どんなに長時間勤務をしても
残業手当も休日出勤も付きゃしないのに。

「このサビ残というのは」と、俺は思った、「人間をまったく薄ばかに
してしまうのだ。人間は眠りをもたなければならない。ほかの同僚たちは
まるでハレムの女たちのような生活をしている。たとえばおれがようやく
遅い昼食を採ろうとすると、あの連中は定時で帰ろうとしてるところだ。
そんなことをやったら俺の上司がなんていうか、見たいものだ。俺はすぐ
さまクビになってしまうだろう。

 ところで、そんなことをやるのが俺にとってあまり良いことでないか
どうか、誰にだってわかりはしない。家族のためにそんなことを控えて
いるのでなければ、もうとっくに辞職してしまっているだろう。

 まあ、希望はまだすっかり捨てられてしまったわけではない。子供達
が自立できる時が来たら――まだ十年はかかるだろうが――きっとそれを
やってみせる。
 とはいっても、今のところはまず働かなければならないので。」

 そして今日も、一日中、強烈なストレスを浮けながら仕事をし、誰の
助けも得られないまま働いて、疲れきった体を引きずるようにして
帰ってくる。

 とても娘達を構っている心の余裕など無い。
 ご覧の通り、3月のI・Dollでの衣装のまま、着替えさせることすら
出来ていない。
 というより、段ボールの中から着替えを出すのもままならないのだ。

140426012.jpg

 娘達は、何も言わない。
 こんな俺を、静かに見ている。

 ただ、一人だけ…

140426013.jpg

 紗姫の眼差しが、何かを言いたげで、でも言えずにいるように見えた。



 そんな日々が、一月半ほども続いた。



 そして…

 ある朝、ゲルゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき、自分が
一匹の巨大な虫に変ってしまっているのに気づいた。

140426014.jpg

彼には、甲殻のように固い背中と、何本もの弓形のすじにわかれた茶色の腹、
そして、ふだんの大きさに比べると情けないくらいかぼそいたくさんの足が
しょんぼりと光っていた。

「俺はどうしたのだろう?」と、彼は思った。

140426016.jpg

 夢ではなかった。
 自分の部屋、少し小さすぎて荒れ果てた部屋が、よく知っている四つの壁の
あいだにあった。

 そして、カチカチ鳴っている目ざまし時計のほうに眼をやった。「しまった!」
と、彼は思った。もう六時半で、針は落ちつき払って進んでいく。半もすぎて、
もう四十五分に近づいている。いつもならば起きだして出勤する準備をしなければ
ならない時間だ。

 だがしかし、この醜い姿で東海道線に乗り込んで出勤するのか?

 ベッドを離れる決心をすることができないままに、そうしたことをひどく急いで
考えていると――ちょうど目ざまし時計が六時四十分を打った――、彼のベッドの
頭のほうにあるドアをノックする音がした。「お父さんっ!」と、その声は叫んだ
――娘=紗姫だった――「六時四十五分よ。いつまで寝てんのよっ!?」

 ああ、あの、つっけんどんな不機嫌を装った声!
 愛おしい、娘の声だ。
 俺がドアを開けて出て行と、紗姫はプイとそっぽを向いて、照れ隠しの憎まれ口を
利くのだ。

 そんな、なんてことの無い、けれど、何者にも換えがたい大切ないつものやり取りが、
今日も出来るのだろうか?

 何しろ俺は…

140426015.jpg

 この通り、虫けらなのだ。



 こんな話を、どこかで読んだことがある。

 その物語では、”虫けら”になった男は、家族に疎んじられ、唯一優しく接して
くれた妹も、やがては離れて行き、父親にはリンゴを投げつけれれて、その怪我が
原因となって死んで行く哀れな結末だった。



 だが、俺は意を決してドアを開けた。
 どうせ、もともと苦しい毎日を送っていたのだ。
 これ以上悪くなることもあるまい。
 また、心のどこかで、「コレで終わりを迎えられるのなら、それも良いか」と思って
いた。

「…おはよう、紗姫。」

 ゲルゴール・ザムザは、しわがれた声で娘に挨拶をした。
 娘=紗姫が「ひゅっ」と息をのむ音が聞こえた。

「ああ…」彼は思った。「こんな変わり果てた醜い虫けらと化した父親などに、
照れ隠しの可愛い仕草など見せてくれることは、二度とありはしないのだ。」

サキ「お、お父さん…なの?」

 彼は応えなかった。
 自分自身でも、もはや、良く分からないのだ。

 ゲルゴールは思ったのだ。「俺は本当に俺なのだろうか?こんな姿に『変身』
してしまって。それでも『俺』なのだろうか?もしかすると、部屋のどこかに
住み着いていた巨大な虫が、寝ている間に俺のことを喰らってしまって、なに
くわぬ顔をして俺のフリをしているだけじゃないのか?」

 けれども、彼の頭は虫けらになった今でも明晰に働いていて、そんなことは
ないことも理解していた。彼は、紛れもなくゲルゴール・ザムザだった。

サキ「…」

 強気な愛娘の、いつもは決して見せることのない怯えた顔を見て、ゲルゴール
は思った。「何もかも、これで終わりだ。この一ヵ月半も娘達を放って置いた
のだ。きっと、これは報いなのだ。」

 彼は、黙ったまま、カサコソとはいずって、立ちすくむ愛娘の横を通りすぎて
家から出て行こうとした。

 だが…

 できなかった。

140426017.jpg

サキ「お父さん…なんだよね。」

 愛娘は、ホンの少しの間だけ逡巡を見せはしたが、やがて、その巨大な虫を
しっかりと抱きしめたのだった。

「紗姫…こんな虫けら、気持ち悪いだろ?
 離せよ。」

サキ「イヤだ。絶対に離さない。
 だって、どんな姿になったって、お父さんは…

 私の大好きなお父さんは…」


 最後の方は涙に濡れて、もう言葉になっていなかったが、ゲルゴールは、
その甲殻と化した背中に回された紗姫の腕にこもった力強さと、同時に、
細かく震える嗚咽を感じて…

 こんな状況だと言うのに、「とても幸せだ」と思っている自分に驚くの
だった。



<Fin> フランツ・カフカの『変身』になぞらえて。







 うっし、リブートするぞっ!

 半分は本当に心身ともに疲れきって体調も悪くて、もう半分はふてくされて、
この一ヵ月半、本当に虫けらみたいに過ごして来ましたが、一念発起して部屋の
片づけを始めました。

 GW連休が明けるまでには、何とかするんだ。


テーマ:ドール - ジャンル:サブカル

  1. 2014/04/27(日) 03:22:09|
  2. ドール寸劇
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:12

なんとか生きてます


皆様、お久しぶりです
ほったらかしで広告が出てしまっていたので、それを消しがてらの生存表明。

昨秋から新事業のオペレーションに携わっており、年末からその兆候はあったものの
特に二月後半から四月中旬にかけて、とんでもなく多忙でした。

時間がない。
体調が悪い。
気力が湧かない。
長男の進学を迎えて緊縮財政発動。
自宅の中で部屋の割り当てが変わり狭くなった。
移動した荷物がまぎれてしまって、何がどこにあるかわからない。

そんなこんなで、三月のI・DOLL以降は、ほぼドール断ちしていました。
見てしまうと悲しくなるので、皆さんのブログも、ほとんど拝見しておりませんでした。

ようやく、少し余裕が出てきたので、そろそろ再起動しようと思っておりあす。

それでは、近いうちにお会いしたいと存じます。

  1. 2014/04/26(土) 03:08:42|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
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